6月はいろいろあって自転車が出せなかった。
なのでこの期間はジョギングとローラー台で筋力と心肺機能の維持を心掛けた。
そして例年より早い梅雨明け宣言!満を持して自転車す。
GPSロガーが補足した軌跡は以下。
7/1(日)6:20 カレーと緑のたぬきを食べ自転車を出す。
目指したのは大弛峠。
「南部町にラーメンを食べに行く」か「大弛峠をダートから攻める」の2つのアイディアがあったが「大弛を普通に登る」プランに落ち着いた。
※後日「大弛峠をダートから攻める」は実行しました。
千代田湖。朝からボートがたくさん出ている。千葉や埼玉ナンバーのバスが停まっていた。釣り好きには有名なのかな?
朝日が眩しく力強い。帯那地区を水ヶ森林道目指して登っていく。
乙女高原手前でヘビ発見。アオダイショウ?カメラでモタついているうちに頭部が隠れてしまった。
山の天気は曇ったり晴れたりの繰り返し。曇天になると気が乗らず何度か引き返そうかと思った。
なのでポイントを決めて、
『そこまで行ってさらに行けそうだったら行こう。ダメなら道を逸れよう』
を繰り返し、どうにかモチベーションを保った。
支線が多い水ヶ森林道は「逃げ道」が多いから助かる。
クリスタルラインに到達。ここを右折し乙女高原。気持ちは上向き。このままいこう!
9:49 右に乙女湖(琴川ダム)、左折すると大弛峠。
…と、ここでちょっとしたうれしいハプニングがある(後述)。
9:59 いつもの場所で撮影。
僕の中ではすっかり有名人になっている「矢崎稔」氏の標語の前にて。
大弛峠までの道は安定した晴天となった。ジリジリ夏の太陽が照りつける。
途中、大量のアブに追いかけられた。2010年も酷かったがそれを上回る当たり年だ。
黒雲のごとく追いかけてくるアブをタオルを振り回し追い払った。
しかししばらくするとまた寄ってくる。チクチク刺して血を吸うので耐えられない。
不思議なことだが日陰に入ると奴らは「解散」する。
~追記~
アブに刺された箇所は数日後に腫れ上がった。キンカンなど効かずステロイド剤を塗ったが腫れは一週間以上続きその間、強いカユミに苛まされた。
6~7月の大弛峠は虫よけスプレー携帯必須。
アブが全く出ない年もあるので油断しがちたが、そんなに重い物でもないので必ず荷物に入れておこう。刺されてからでは遅い!
最近のコックピットはこれで落ち着いている。
右からGPSロガー、高度計、方位磁石、AMラジオ。
峠3Km手前の水場。冷たくておいしい。
雲一つない青空。日差しは強烈だが涼しい風が吹き抜ける。標高2000m。
11:25 大弛峠着。アブ群から逃れるためにいつもより早く峠に着いたような気がする(笑)
ここは金峰山、甲武信ヶ岳への登山の要衝。皆さん梅雨明けを待っていたのか?かなりの混雑ぶりだ。
いつもの所で記念撮影。
長野県側に下る。
2Kmほど下りたところでダートを自転車で登ってくる人とすれ違った。
少しコツなど話を聞きかせてもらった。ありがとうございます。
間伐材が木のいい匂いを放っていた。
千曲川の源流に下りて水を飲む。すごく冷たくて1分と手を入れていられない。
ペットボトル2本分持ち帰る。家でコーヒーを淹れよう。
ダートおわり。ギャーギャーうるさい鹿除けが出迎える。
スプリンクラーで散水。カラ梅雨だけど「あちばけダム」水量大丈夫かな?
振り返ると廻り目平の険しい山肌。
ダム方向へ左折。三国峠だったら直進。
標高1000m以上あるのに暑い。29℃。
予定では信州峠だったが気が変わった。野辺山越えに変更。よってナナーズ直進。
あっ、小学校前に信号があった。調べたら村に唯一、ここだけだって!
市街地(?)を抜けてR141方向へ誘う標識に従い道なりに。
上を通る立派な道。高速道路かな?なんだろう?
ここを左折すると少しショートカットできるらしい。
カラス除けのカイトがレタスを守っていた。器用に飛んでいたが効果は如何に?
初めて通るが良い道だ。正面に八ヶ岳。雲に隠れている。
もうレタスだらけ。レタス、レタス、レタス!日本人てレタス大好きなんだね。
急に林道っぽくなり。
R141へ合流!ここを左折し家を目指す。
時間が早いので道カメラで遊ぼう。南牧小学校前の道カメラ。
こんな感じで映り込み。でもこの行為もそろそろ飽きてきた(笑)
山梨再突入。
台風の影響か?向かい風(南風)がドライヤーのような熱風。
暑いのでコンビニで水分補給。
今日はモンスターエナジーの力を借りなくてもよさそうだ。
16:13 自宅着。
一応セレモニー的に行っておかないと…という事で12回目の大弛峠越え。
次回は川上村のダートを登って越えてみたい。年内になんとか!
そのまえにあと5kg痩せたい!
距離:133.73Km、 時間:8時間52分(乗車時間)
翌日、持ち帰った千曲川源流水でコーヒーを淹れた。まろやかで美味しかった。
さて、乙女湖付近での「ハプニング」というのは…
このブログの読者と言う人が僕に気が付いて声をかけてくれたのです。
大弛峠を登るため埼玉県熊谷市からいらしたとの事。皆さんすっごい脚力で、軽やかな走り!先に峠に向かった僕をあっさり抜いていきました。皆さんカッコよかった。
束の間でしたが忘れられない思い出になりました。驚きで上手く対応できませんでしたが、ありがとうございました!大弛反時計回りにして良かった!
訪問者も少なくブログへのモチベーションが下がった時期もあったけど「続けててよかった」と本当に思いました。
方向性は異なりますが、お互い安全運転で自転車楽しみましょう。またどこかで!