こんな日に限って…

気持ちが乗っているのに雨。晴天なのにやる気がしない。だから「こんな日に限って」

再び奈良田へ

自宅〜櫛形町〜丸山林道〜早川町奈良田〜(早川沿いに南下)〜身延町〜(R52)〜自宅
去年、実行したコースだったが、もう一度走ってみることにした。
その時の記事はこちら→
http://hirohiro.hatenablog.jp/entry/20081026/p1

本来なら先日、断念した茅ヶ岳を再挑戦する所だがいろいろと準備が必要(山をナメたらあかん)と判断したので茅ヶ岳は順延。

去年の反省点、
・タイヤをオフロードからスリックに替える。
・出発時刻を早める。
を踏まえ、朝6:30出動。(去年は8時過ぎ)
しかし、ここでタイヤの異常に気が付く。これが後に少し面倒なことになるのだが(後述)そこまでなるとは気が付かず出発をあせってしまった。

平林まで順調に登る。収穫の秋。赤く見えるのは彼岸花

去年見たオブジェ。道路反対側には「丸山林道起点」の石が。

ところで、林道情報によると丸山林道ピーク手前付近が法面崩落の為通行止めになっているらしい。
しかし未舗装だが、迂回路があることも同ホームーページで伝えられているので多少の遠回りになるが、そちらを利用してみる。


通行止めと迂回路を告げる案内。そして問題の箇所に到達。「発破をしているのでいかなる理由でも入るな」と書かれている。右の迂回路(未舗装)へと入る。

登りのダートはつらい。迂回路は頂上周囲を水平に廻り込んでいると思ったが7%位の登りだった。リサーチ不足。
踏み込むと後輪が空回りし、ひどく効率が悪い。


しかしここを乗り切れば舗装。ダートも去年と同じだったら短いのが2本のはず。

さて、ここで出発前に発見した“タイヤの異常”について述べておかねばならない。
経年変化にしては早すぎる。写真のようにタイヤの脇の部分の繊維が裂けた状態になっていた。

『このくらいなら大丈夫だろう』と自転車を走らせる。しかし、林道を登っていくうちに裂け目が広がってゆき、今にもチューブが顔を出しそうな、走行時も歪みを感じる程になった。
チューブのパンクなら直せるがタイヤの裂けは対応できない。
なので負担を減らすため、標高1000m付近で軽く減圧し、このダートに入る前にさらに減圧した。前輪比75%位だろうか。

転がり抵抗は増えて効率は落ちるが、斜度のキツイ所は自転車を押し、なんとか登りのダートは乗り切った。

しかし…
眼下に奈良田湖(ダム)。この写真を撮った直後にパンク。

グレーチングの隙間。『この位なら行ける』と思って通過したが、前述のように後輪を減圧しているのを忘れていた。
通過した直後、『プシュー』と一気に空気が抜けパンク。
『あちゃー、やってしまった』ダートならともかくグレーチングでパンクとは情けない…
気持ちを切り替えいそいそとパンクを修理。

大弛峠の下りのダートでもパンクしたし、思えば今年はパンク憑いている。やはり後輪だけでもオフロードタイヤかその中間位の物が良いのかな?


木々の隙間から奈良田の民家が。分かっていてもその突然さに驚いてしまう。

広河原方面交通規制の標識。試しに少し行ってみようか。

少し行くと小規模な発電所があり、そこから先が登山道になっている。

行こうと思えば行けるだろう。しかし何の事前調査もしていないのでこの先はパス。
奈良田湖の方へ戻る。去年渡らなかった吊橋。往復してみた。揺れて怖かった。

吊橋の上からダム本体と浮島。


このまま早川沿いにR52身延まで下る。途中2箇所に立ち寄る。
温泉とお土産物屋。味噌が欲しかったが重いのでシソの実の塩漬けを購入。

フォッサマグナの湧き水。新倉湧水。空いたペットボトルがあったので今回はこれに入れて持って帰る。

途中にあった一車線の恐ろしいトンネル。左側に新しいトンネル建造中。次回には開通かな?

R52サイクリングのときよく食事に立ち寄る鰍沢町十石の“角屋”(実際は角の真中が下へ突き出る)。

ラーメンとチャーハンを食す。昼の準備中がないので助かる。身延に“めん丸”があったがこの店まで我慢した。
古くからある店で。学生時代、友人と静岡の海に行った帰りにもよく寄ったものだ。

後は、家までまっしぐら。去年と比べ、タイヤが軽い分、迂回路、寄り道、パンク、を経ても帰着時間が早い。
しかし多少重くてもサイドが強いタイヤを見つけないとな。


16:10自宅着。
距離136Km、時間7時間30分(食事休憩除く)。
最大標高差1500m。(最高標高:丸山林道支線の1700m、最低標高:R52身延町の 200m)