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こころの気圧配置図

甲府市北部を起点にしたサイクリングコースを提案しています。その他、日常のこと、園芸のことなど、右下の「カテゴリー」からどうぞ。

太田総理と八ッ場ダム

八ッ場住民が、番組の企画で太田光と討論をした。番組は10/16放送の太田総理
僕はたまたまこれを見ていた。ちなみに太田総理はダム建設反対派の立場である。

住民側は、先祖の墓を移したのになにをいまさら、とか、既に引っ越してしまった人がいるがそうした人たちが可愛そうだ。とか、これまでと主張は同じ。どこか聞いていて疑問符の沸く意見。
延々とそうした“お涙ちょうだい”劇が続くかと思いきや、田中が若者に意見を求め始めた。

注目すべきは4分30秒頃からの地元の高校生との討議。(時間バーで調整してね)


太田:『この親父達の考えている事って古いと思わない?ダムで栄えるのってツマンナイと思わない?』
学生:『思いますね』

『思いますね』で、流れが変わった。
中止反対派はバツが悪い。なにしろ地元の若者がそう言っちゃっているんだから。
あーそれを言っちゃダメだ。と、オヤジたちの顔に不安がよぎるのがTVを通じて解る。

推進派の論客、早坂実が思わず助け舟を…というか一般論で遮った。これはさすが!
しかし、太田はそこを上手く丸め込み、利用。
『逆にちょっとズルくなって、ダム中止で飲んでやるからその代わり…』
と、返した。結局一番言いたかったのはこれだ。

番組はここで終わっている。この続きがどうなっているか判らない。



田中と太田の連携プレーで地元の若者から言質を取り有利な方向に進める作戦は成功した。
地元若者にそうした“層”が居る事を読んだ策士太田の読みが当たった。少なくとも僕の目にはそのように映った。


この放送分の太田総理は一つのテーマを投げてくれた。
半世紀前からやっている案件に対し、近年に生まれてきた層に対して、
『お前の故郷はダムに沈む事になっている』と言われて納得する若者は居るだろうか?
先祖の墓云々という前に、闘争の間に生まれた世代に対して、思いを拾える機会は無いのか?
死んだ人も重要だが、近年生を受けた人はどうでも良いのか?
彼等の心のふるさとは『君らの生まれる前から決まっている事だから』で沈めて良いのか?
絶対におかしい。



難しい事は解らない。ただ一つ言える事は、半世紀要らなかったダムは今後も要らないんじゃない?
(ちょっとあとで書き直すかも)