8/25(日)以前から行ってみたかった「分杭峠」に行くことにした。
分杭峠は日本で有数のパワースポットで知られている。フォッサマグナが集中し「ゼロ磁場」になっているらしい。
詳しくはこちらへ→「分杭峠驚異のパワースポット」。
GPSロガーが補足したコースは以下。
7:50 カップラーメンを食べ出発!今日は「愛人号」
秋を感じさせる空。
9:55 県境、そして「七笑カーブ」。
10:33 富士見峠。
R20→R152へ。
12:00 まずは杖突峠。暑い時期にここに来るのは初めて。
向かい側のソーラーパネル群。自然破壊も甚だしい。
いつもの働き者のお巡りさん。遠目に見ると本物に見える。
12:45 南下して伊那高遠へ。ここでいつもR361権兵衛トンネル方向へ曲がるので、ここから先は未知の道。
田圃が広がり気持ちいね~
…が、実は道を間違えていた!冒頭の地図参照(笑)
3km戻る。痛恨6kmのロス!気持ちい下りでヘタこいてしまった。
今度は正しくトレース。美和ダムを右手に緩やかに登っていく。
三峰川。泳いでいる人もいた。きれいな水。
ゼロ磁場丼だって(笑)
そのうち勾配がキツくなってきた。
15:00 ヒイヒイ言いながら到着。
ここからさらに数百メートル。ゼロ磁場の水場を目指す。
湧水を採取し、その場で500ml飲み干し、帰り道で500ml飲んだ。そして1リットルは家に持ち帰った。コーヒーを淹れよう。
ここでしばし足を休めた。ゼロ磁場だからか分からないがなんだか時間がゆっくり流れる気がした。
写真はたくさん撮った。「オーブ」なるものが写るかと思ったからだ。しかしそういうものは一切なかった。
…ただ、不思議とピンボケ写真が多かった。
病気や怪我を治しにこの場を訪れる人もいるという。現に車いすで来られている方もいた。
煮沸してから飲むようにということだったがその場で飲んだ。冷たくておいしかった!
願掛けの石積み。
自転車にもエネルギーを注入(笑)
峠に戻り少しだけ無線の運用もした。しかし応答なし。電波がゼロ磁場で地面に吸い取られている??
遠くに駒ケ根市が見えたが届かなかったようだ。残念。
帰りは駒ケ根市経由にした。理由は杖突峠を避けたいから。ここを左折!R152から県道へ。
日差しがかっこいいから思わず撮影。
R153に出た!
駒ケ根市名物「ソースかつ丼」あるかな?コンビニのお弁当売場を探してみたが、あったのは「ロースカツ丼」。
仕方なくそれを食べた。何度も書くが、自転車の旅とご当地グルメはことごとく相性が悪い。
R153天竜川沿いに北上。伊那市をクリアし諏訪方面を目指す。googleナビは盛んにR152杖突峠を勧めてくるが帰路にあのしつこい登りはツライので無視。
度重なる無視にスネていたのか、しばらく黙っていたgoogleナビが再び喋りだした。
諏訪湖手前で杖突峠以外のショートカットを勧めてきたのだ。
「ちょっと乗ってみるか」R153を離脱し県道へ。
これが失敗。大失敗。延々と続く登り。
周囲はどっぷりと闇。辛い辛い登り。結構な勾配。これじゃ杖突峠と変わんないじゃん!!
googleナビとそれを選んだ自分を呪った。暗闇の中大声で「チクショー!」と絶叫した。こんな大声出したのは高校の部活以来か??
19:00 そして、なんとかピークに出た。地獄の様だった。
翌日分かったがこれが「有賀峠」だった。会社の先輩は「キツくて有名」と教えてくれた。知っていれば絶対選ばなかったよ。ちゃんと下調べしないとダメだね。
ただしちゃんとご褒美はあった。諏訪市の夜景だ。ここから諏訪湖の花火大会見たら綺麗なんじゃない?
茅野市に入りR20へ。
8月とは言え標高が上がると涼しい。Tシャツ一枚では寒いくらいだ。
下りが始まる前に、体を温めておこう。富士見峠手前の「テンホウ」でラーメンと餃子を食べた。
もうどんなに遅くなってもいいや。
これが正解。外気温20℃切っていたが下りの寒さに効果あった。
20:38 富士見峠!10時間ぶり!
県境。山梨再突入!
トラブル発生!
振動でライトが消える。スイッチを入れ直せば点くが次の道路の段差で消える。
数百メートルおきに停車を強いられた。もうどんどん帰宅時間が遅くなる。
(しばらく後、電池の電極を擦ったら直った!)
22:20 帰宅。距離225Km。本当に疲れた。でも分杭峠に行けてよかった。ボロボロになりながらも帰った来れたのはあの水のおかげだったかもしれない。
翌朝、分杭峠の水でコーヒーを淹れた。もちろん美味しかった!。
距離:225Km 時間:12時間14分(乗車時間)