こんな日に限って…

気持ちが乗っているのに雨。晴天なのにやる気がしない。だから「こんな日に限って」

三国峠へ

[大幅書き直し]
甲府〜塩山杣口(そまぐち)線から大弛峠〜三国峠〜川上村横断〜信州峠を経て甲府へ戻るコースを走った。
三国峠は通り抜けず往復である。
googleマップで帰りの双葉町付近が切れているがうまく出せないので諦めた。
一筆書きに一本毛が生えたコースになったが三国峠に行く為に現実的なコースを選択。


より大きな地図で 大弛峠〜三国峠〜信州峠 を表示

当初、中津川林道を下り、R299へ抜け、十石峠、佐久町〜野辺山と一筆書きコースを考えたがカシミールによるシミュレーションで累積標高が8000mを超えることがわかったので、自分の体力で日帰りはムリと、この案はボツ。

今回の“現実的コース”の高度と距離のグラフ。「オリジナルサイズを表示」で観やすくなるかも。

朝6:20、カレーを食べて爽やかに出発。

今回も、工事で通行止めと思われる水ヶ森林道を避け、塩山杣口線から大弛峠へアプローチ。
途中、琴川ダム(乙女湖)へ立ち寄る。下りたのは初めてだ。トイレに寄ろうとしたが場所が判らなかった。
登りとはいえ、日が陰ると寒い。ならそろそろ一枚着ようかと思っているうちに日が出ると暑く感じる。
面倒なのでそのまま短パンTシャツで頂上までやり過ごす。


11時、順調に大弛峠に到着。登山の人で賑わっていた。
今回はあくまで通過点。とはいえ折角の標高2360mなのでしばしの休憩。
着替えと甘いものを摂取。Tシャツの上に長袖を着る。

数分ベンチに腰を下ろした後、ダートを下りあちばけダムを左手に三国峠を目指す。ダート途中で木々の隙間から見えた廻り目平の岩石。上の岩が落ちそうだ。

初めて目にする三国峠への標識。近くの小学校から運動会の声援が聞こえてきた。

突然現れた人の顔!地元梓山出身の宇宙飛行士、油井亀美也の応援看板。宇宙飛行士の後ろに、小さく「候補」と書いてある。となりの犬は何だろう?隣の犬は川上犬との事。

三国峠に行く途中にある最後のお店。Yショップ。田舎には多いね。

更にしばらく進むと分岐が。左が三国峠である。

曇天という事もあるだろうが、いろんな意味で寂しい林道。木々の息吹が薄いんだよね。ラジオ持ってきてよかったな。TBSがよく聴こえる。久米宏が学者相手に喋り捲っていた。


途中の水場で喉を潤し一気に頂上へ。
ところで今回涼しかった為か、持っていった水分2リットルが半分以上残った。
体力の消耗も少なく、夏場の炎天下でのサイクリングとは比べ物にならないくらいラクに走れた。

標高1740m。(看板には1828mと記載があるが?)
ここまで距離84Km、時間は14時。

埼玉県側

長野県側

25年前、日航機が墜落した御巣鷹山方向。峠の上空近くも飛んだはずだ。
このごろ再び事故に関する本を再読している。思わず空を見上げた。

しばらく峠周辺を散策したのち、来た道を戻る。下りは寒いのでここでも長袖をきる。
埼玉県側、18Kmに渡るダイナミックなダート、中津川林道を走破してみたいところだが行くと今日中に帰れなくなるので、またいつか…

順調に川上村を横断しナナーズの角を左に曲がり信州峠、そして山梨県へ再突入。
信州峠手前で林道を造っていた。どこへ伸びているのだろう。興味がある。

晴れ渡ったのは午前中だけで午後は曇天だったが気分、体調ともに良好なサイクリングだった。
恐らく今年最後の中長距離になるだろう。


距離:157Km、6:20発〜17:30着
走行時間:10時間10分(食事休憩除く)
最大標高差2104m(最高標高:大弛峠の2360m、最低標高:酒折付近 256m)
積み立て標高:4486m(カシミールによる試算)