こんな日に限って…

気持ちが乗っているのに雨。晴天なのにやる気がしない。だから「こんな日に限って」

甘利山へ登ってみた


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3年半ぶりに甘利山に登ってみた。
自宅からだと真西になる。
朝8時に出発。
R20を船山橋で外れ、韮崎工業高校の所を右折し、あとはほぼ道なりに登って行けば山頂だ。
服装は、下は長ズボン。上はTシャツにトレーナー。漕ぎ出しは少し肌寒かったが、体が温まってくると丁度良い。
甘利山入口の交差点。

さらに少し進むとゲートがあり電光掲示板に『12月冬季閉鎖予定』と表示が。11月に来ておいてよかった。

カシミールによる事前のシミュレーションだと、入口から頂上まで13Kmの区間の平均斜度が10%弱あり、ちょっとキツイかな?と予想していた。
案の定、導入部はキツかった。
しかし、晴天に恵まれたこともあって、ときどき現れる青空に映えた紅葉の回廊が疲労を和らげてくれる。やがてべダルも軽く感じ順調に標高を稼ぐ。


今日の熊避けラジオはどよう楽市
土曜日のこの時間はどこかしら登っていることが多いらしく、よく聴いている。残間さんと宮本さん、女性二人によるトーク番組。
ときどき、男女のスキャンダルの葉書を紹介したりとNHK“らしくない”ネタが面白い。


最後のゆるい左巻きのカーブを曲がると登山者用の駐車場が見えてくる。

入口より2時間弱で到着。標高1640m。看板の前で一枚。

汗の下着を着替える。
頂上まで700m。自転車は足手まといになるので駐車場に置いていく。
駐車場は、県外ナンバーの車が目立つ。

登山道入口と登山道の様子。整備されているのでスニーカーでも安心。


そして頂上。ここでの標高は1731m。
視界は少しモヤが掛かっているようだが、まずまず。
富士山方向。

甲府盆地の自分家の辺。

歩いてきた遊歩道。


景色を堪能し下山。
下りは寒いのでジャンパーを着込む。


下る途中“椹池”(さわらいけ)に寄った。

とても静かな沼で、人の気配なし。
周囲を散策しながら写真を撮っていると、奇妙な事が起きた。
僕のカメラは人の顔に反応する機能(顔きれいナビ)が付いているのだが、誰もいる訳ないのに機能が反応しているのだ。
『この人の顔にピントを合わせますよ』と…
既に様々なシーンで使い倒しているが景色で反応したのは初めてで、これは怖かった。
嫌な気分になり沼を立ち去ることにした。椹(さわら)ぬ神になんとやらだ。


…という訳で、帰りは、ほぼ往路を戻るだけ。お昼には家に到着。
沼は怖かったけど天候に恵まれた楽しいサイクリングだった。

距離:54Km、時間:3時間40分。
積立標高:2159m、
最高標高:甘利山(駐車場)1640mm、最低標高:自宅付近300m