先週の伊奈ヶ湖が寒くて風邪を引いてしまい、加えて、両足は何の筋肉痛か分からず(歳を取るとよくある)動くのが困難な状態だったが、以下のようなコースで自転車を走らせた。
より大きな地図で 太良ヶ峠_戸市_切差 を表示
太良ヶ峠へ武田神社〜要害から登るのは2007年以来4年ぶり。
要害から約2Kmに渡る急勾配(勾配率14%)で懲りた事が登るのを遠ざけた一番の理由だ。
太良ヶ峠には千代田湖〜帯那山からアプローチできる事を発見したので、同ルートは下り専門にしていた。
今回は山梨市にある切差という集落に行ってみたくて、ならば久しぶりに要害から登ってみようか、という気になった。
ちなみに切差と書いて“きっさつ”と読む。山梨市役所に確認したので間違いない。
要害から林道に入るとすぐ、こんな感じにコンクリ打ちっ放し道路が2Km程続く。ここが問題の急勾配。県道31号線なんだ。
呼吸を整える為に2度ほど休憩をした。やっぱりキツかった〜、これはもう、苦行だね。
そういえば、武田の杜トレランのスタッフが道案内の看板を打ち込んでいた。12/11開催なのに準備が早いね。
太良ヶ峠より富士山方向を見るも、ガスってて見えず。後で気が付いたが富士山はもっと東側(左側)でした。
太良ヶ峠をピークに県道31号線を道なりに下る。
県道31を外れ公民館の向側の路地を山側に入ると集落へと通じる。また味わい深い標識が出てきた。
さっきの看板で言う「古峠」は、一ツ木水ヶ森林道へと通じると思う。
その、導入部分にある若宮神社と、境内にいたお地蔵さん。風化し年代不詳。
近いうち、登るか下って来るか分からないが、通るであろう林道。今日はここまで。
近くの民家の納屋にあった「三菱かつらエンジン」のプレート。
「ヅラのエンジンって一体なんだ?」と思って検索したら桂という地名にちなんで名づけられたエンジンなんだ。
今日はこれで帰路へ。次回へつなげる下調べ的なサイクリングだったが、またじっくり立ち寄りたい動機付けになった。
この辺りの地名の由来が興味深い。
- 刀の刃を磨いた砥石→戸市、
- 切り刺し→切差、
- 兵士の血で芝が染まった→赤芝、
- 敵を捕らえた→生捕(いけどり)、
- その姿勢で命乞いした→膝立、
参照サイト→http://www.qsl.net/jh1iru/yamanashi/minwa/kissa/kissa.htm
歴史には全く疎いが、逆に歴史に詳しくなってみたくなった。