こんな日に限って…

気持ちが乗っているのに雨。晴天なのにやる気がしない。だから「こんな日に限って」

クリスタルラインまたか!の降雨

[最高地点の地名修正]
11/3に降雨のため焼山林道から途中退避したクリスタルラインのサイクリング。今日はその続きを走ろうと再び自転車を出した。
ただ、杣口から行くのは途中のR140が車が多くてもうイヤなので、水ヶ森林道から乙女高原へとアプローチする事にした。
ちなみにショートカットしているようだが実際はウネウネした林道なので杣口経由と距離・時間共にそんなに変わらない。

より大きな地図で クリスタルライン~荒川~池の平~高須林道 を表示


8時半出発。上帯那の脚氣石神社でお参りし水ヶ森林道へと入る。
紅葉の様子。途中にあった動物の骨。シカだろうか?

標高1500mを中心にしたアップダウンを繰り返し、やがて水ヶ森林道は突き当たる。
そして荒川林道への分岐。標高1700m。ここを左折し黒平方面へ。この道からがいわゆるクリスタルライン。おとといの続きとなる。
時間は11時半。寒いので汗ばんだシャツを着替え厚手のトレーナーを着る。ここで初老のご夫婦に道を訊かれ10分ほど立ち話。

荒川林道の紅葉の様子。いつもの事だが、荒川林道では自動車、オートバイの数が増える。

距離10Km弱の下り。一気に550m標高を下げると黒平・木賊峠の分岐が現れる。
先ほどのご夫婦と再会。アメ玉をもらった。感謝!
時間は12時。ここを右折し木賊峠を目指しまた登る。

次の木賊峠の分岐までは距離10Km、標高を550m登る(下った分登る感じ)。
木賊峠は標高1670m。途中にはコンクリートの打ちっ放し箇所の急勾配がある。

ここを更に右折し黒森・増富温泉方面へ。左に行くと長窪峠〜観音峠を経て敷島町へ抜ける。

道の向こうには金峰山。拡大すると五条岩かな?

次の分岐まで距離5Km、標高1250mまで400m下る。左に行くと増富ラジウム温泉。沢山の温泉宿が立ち並ぶ。右に行くと黒森・瑞牆山



ここから一気に車が増える。バスも走っていた。何故か?瑞牆山への登山客だ。瑞牆山山荘駐車場へ車を付けそこから登山しようという車が集中している。増冨ラジウム温泉とセットかもしれない。

瑞牆山山荘があるピークまで距離3.7km。標高1530mまで280m登る。
ご覧の通りの混み様。なるほど交通量が増えるのも頷ける。

カフェテラス的なお店も。

時間は15時半。ここで栄養補給。チョコレートとご存知ニンニクの力。さっきもらったアメ玉。

しばしの休憩後、またここから標高を下げ、北杜市須玉町黒森を抜け同小尾集落より高須林道へと入るわけだが途中顔にポツポツと何かが当たる。
『まさか、雨!?』
きっと標高が高いからだろう。『天気予報は夜に雨』と言っていたし。このときはそんなに気にせず先を急いだ。
写真は4.5Kmほど下った黒森集落。県道610号線に当たる。林道から一旦脱出し急に視界が開ける。

ここを左折する。右折すれば信州峠。

更に4kmほど下り小尾集落。ここからクリスタルラインの高須林道に入る筈だが入口を見落としてしまった。
オレンジ地に黒で「清里」と書かれた標識があったが、それが一車線位の狭い農道だったので『まさか』と思って無視してしまったのだ。写真にさえ撮らなかった。
…どうやらそこを右折するのが正しいかった。次回は気をつけよう。
という訳で、間違えて小尾集落の御門(みかど)入口から入ってしまった。

しばし迷走の末、ようやく高須林道へ合流するであろう道を走り出す。

すると所々に奇妙な看板が!

これってもしかして、森のラーメン高須では?以前サイクリングの帰り道に看板を発見し立ち寄ってみたかったラーメン屋さんだ。
小腹も空いているし準備中でなければ寄ってみようか。天気は気になっていたがまだ降らないだろう。そういえば先ほどパラパラ降っていた雨も小康状態だ。
そしてお店発見。ラーメンを食す。500円也。あっさり味のスープに縮れ麺。チャーシューとは別に鹿肉(燻製風味)、キノコが入っていて美味しかった。

実はここのお店のご夫婦は中学時代の同級生のご両親なのだが、この話しを切り出して長くなるといけないのでまた次回にした。

想定外(?)の食事を済ませ、先を急ぐ。さっきの小尾集落から高須林道ピークまでまた400m登る。
もう、清里にしか行けない様な標識。

高根町に入ると下りが始まる。なんだか薄暗くなってきたぞ。


ここを左折し清里方面へ。

なんと再び雨が降ってきた。こんどは本格的だ!天気予報ではもっと遅くのはずだが…おい!また騙されたか!?
時間は16時半。ライトも無いし暗くなったらヤバイ。高根町上手・西原付近でクリスタルラインを外れることを決意。

以後、降雨のためカメラ収納。これが最後の写真。東念場。
近道のつもりだったがこの手前の登坂が堪えた。こんなことならクリスタルラインを外れなくてもよかったかも?

雨を全身に浴びR141を甲府に向かった。
峠のオカワリでもうお腹いっぱい。ごめんなさい状態なのに最後の最後、韮崎IC入口の坂が待っていた。
大した勾配でもないと思うが下向きに磁界でも張り巡らされているのだろうか?とにかく堪えた。

結局、清里から家までずっと降られズブ濡れで帰宅。シャワー直行。

一昨日といいクリスタルラインで2度やられた。
そういえば夏の十石峠〜ぶどう峠の時もこの道で降られたな。でも不思議なもので、あの時よりは寒く感じなかった。
秋晴れに恵まれていたら間違いなくとびっきりの道だったろう。日を改めて再度走りたい。でも今年はムリかな〜

※翌年、クリスタルライン完全トレース行って来ました。
http://d.hatena.ne.jp/hirohiro/20121119

距離:119Km、時間:8時間30分(乗車時間:7時間40分)
積立標高:4740m、
最高標高:木賊峠1670m、最低標高:自宅付近300m