こころの気圧配置図

甲府市北部を起点にしたサイクリングコースを提案しています。その他、日常のこと、園芸のことなど、右下の「カテゴリー」からどうぞ。

三国峠ダート下りと、ニッチツ鉱山、ぶどう峠 (2年ぶり2回目)

8/9(日)疑似独身生活真っただ中。サイクリングに出よう。

GPSロガーが補足した軌跡は以下。

今年は新規コースは置いといて、かつて走ったお気に入りのコースをおさらいが中心。
前回行ったときの記事はこちら→http://hirohiro.hatenablog.jp/entry/20130527/p1
コースの詳細等は前回の方が詳しいので良かったらご覧ください。

ただ、当時と比べ心配なのは体重が増加している点。自転車は殆ど乗らず運動は昼のジョギング(5Km)のみ。こんなんで山岳230Km走れるのだろうか?

4:45まだうす暗い中自転車を出す。
出発時、撮り忘れたので近所の街の様子を。

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ところが信州峠手前から不調発生。
ペダルが気持ちよく回らない。引き返そうと思った程だ。
信州峠ごときで(笑)こんなことは今までなかった。

三国峠まで行こう。その様子で先の事を決めよう。』
信州峠を下り川上村のレタス畑を横断し三国峠入口まで進める。
いま宇宙にいる「川上村の星」油井さんを称える看板を通過。峠への道に入る。

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時刻は10:00
三国峠で埼玉県着。

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ここのダートを下るともう後戻りできない。
が…何とかこの先も行けるような気がする。汗だくのシャツだけ着替え、そそくさと峠を下りる。

ぐしゃぐしゃのガードレール。この峠はこんなのばっかり。

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ここ名物の素掘りのトンネル。

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時間を掛け、対向のオートバイに注意し十数キロ続くダートを下りた。
楽しいがブレーキを握る手がしびれた。

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さてここからまた八丁トンネルまでの登り。
そして途中「ニッチツ鉱山」を横切る。

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前も述べたが、かつて数千人がこの地に暮し炭鉱業に従事していた。
しかし現在は石灰だけの採掘のみ。その規模を大幅に縮小している。言わば「ミニ軍艦島」と言う所か。

時刻は11:45。休憩を取りつつ銭湯の前で撮影。男湯、女湯のプレートが無くなっている。誰か持ってっちゃったか?

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何か情報が足りない標識。そうか勾配率(%)が無いのだ。なんか斬新。

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前回と同じ場所で自撮り。

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志賀坂トンネルを抜け群馬県入り。時刻は13:10

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恐竜で有名な神流町を横切り、30年前の日航機墜落現場となった上野村入へ。
ここで前から入ってみたかったお店(JA直営店)で食事。

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入ってから気が付いたが自分で肉を焼くスタイルの定食屋だった。
時間的にちょっとどうかな?と考えたが、ジャンジャン焼いてパッパと食べればそんなにロスにならないかな。
では地元特産の猪豚焼き定食980円を!

こんな悠長な事をしていていいのか?と思いつつ。うっ、美味い!!箸がとまらん。

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20分ほどで食事を済ませぶどう峠へ。

…ここからが地獄だった。
信州峠で既に兆候はあったが、体重増加(2年前より5Kg増)の影響はここに来てハッキリ表れた。

疲労はもはやピーク。本気でヒッチハイクを試みようと思った。
山梨ナンバーの車を2台行かせてしまい、交渉しなかったことを死ぬほど後悔した。
『次に現れる車が山梨ナンバーだったら絶対交渉しよう』と心に決めたが、その後通過するのは「熊谷」や「長野」などだった。
2台の山梨ナンバーは神様がくれたチャンスだったのだろう。それをみすみす逃してしまった。

何回か休憩を入れやっとの思いでぶどう峠着。
時刻は16:40。案の定かなり遅れている。

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いつもなら御巣鷹の尾根の方向に合掌をするのだが、このままでは自分が霊になってしまうので今回は無し。
これを書いていて思ったが『筆舌に尽くし難い』とはこの事なんだな。

ぶどう峠を下りR141へ。

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ゲン担ぎの「ナナーズで牛乳」もこの日は無理。
野辺山を超え自宅へ。野辺山では軽く雨に降られた。

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実はこの区間も自走困難になったらコンビニで山梨ナンバーの車を見つけて交渉しヒッチハイクしようと考えていた。
それでも自分に打ち克ち自走にて帰着。
帰宅時刻は21:00。

道カメラに映るために寄り道したり、道中写真撮りまくりした前回より1時間遅い!

帰宅後も普段なら最低でもGPSロガーやデジカメのデータ吸い上げるのだが今回は風呂に入って寝るだけの余力しか残ってなかった。満身創痍。
自転車で長距離走る体ではなかった。

良い思い出は、上野村の焼肉と、ニッチツ鉱山、三国峠の下りのダートかな。
それから、ぶどう峠の水場で飲んだ水は格別においしかった。

苦行ではあったが、ちょっとした辛いことなら乗り越えられる自信が付いた(笑)

 

距離:228.62Km、時間:15時間7分(乗車時間)
最高標高:三国峠 1740m、最低標高:自宅付近290m