甲府盆地は連日35℃を超える猛暑が続く。暑い暑い。では標高の高い涼しいところに行こうか。
GPSロガーが補足した軌跡は以下。
『ん?これって先々週の大弛峠だよね』
そう。ただし今回は信州峠から川上村に入りダートを登り大弛峠を目指した。初めての「時計回り」だ。
浮石だらけのガレ場はとても乗って登れないだろうと、歩きやすいスニーカーで出かけたが、すっかりビンディングに慣れてしまっていたため、めちゃくちゃ疲れた!序盤の信州峠で帰ろうとしたほど(笑)
では順を追って。
7/15(日)6:15カレーを食べて出発!今回はダートを歩くことを見越しスニーカー+フラットペダルに変更!
北杜市須玉町にある「想い出」。ここ去年の暮、帰れまサンデーでタカトシ、ザキヤマ、浅田舞等が来店したんだよね。さすがに早朝のためお休み中。
先にも述べたように、久しぶりのフラットペダルは疲れる。一本いっておこうか。瑞牆湖手前の自販機にて。
9:25 信州峠着。
引き足が使えないためか脚がめちゃくちゃ疲れた。ここ信州峠で帰る決心を一度はした。事実10メートルほど山梨側に降りた。
しかしこれを逃したらいつ決行できるか分からない。なので「行けるとこまで行ってダメなら戻ってこよう」と考えを変え、とりあえす川上村に入ってみることにした。
信州峠 川上村側。真っ直ぐな下りが気持ちいい。
県道68を右折。村を横断し大弛峠を目指す。
廻り目平方面。
右手に金峰山の切り立った岩山。下は廻り目平キャンプ場。
標高が上がるとアブが増えてきた。前回に学び虫よけスプレー持ってきた。
露出部にまんべんなく噴射。アブは接近してくるがシールドで覆われているかのごとく皮膚に「着地」できない。ざまあみろ(笑)
暑いが登って標高上げれば涼しくなるだろうか?
キャンプ場を右手に左折。ここから約9km大弛峠を目指す。行けるか??
木陰は幾分涼しい。そういえばダートを下りてくるMTBに乗った女性とすれ違った。可愛かったな(笑)
いつもの水場で水分補給。顔を洗ったり、冷たくて気持ちよかった。
日差しが強い。標高上げても木陰以外は全然涼しくならない。「すこし雨降らないかな」と思った。
ガレ場は自転車を降り押して上った。ダートの半分くらいは歩いたろうか。前半の体力を奪ったスニーカーだったが、さすがにここでは役に立ってもらわないと。
金峰山を横から。また違った表情。
路の状態が良い所はなるべく漕いだ。ところが、いつもと使う筋肉が違うためか、同時に両足が攣った。自転車にまたがったた状態で固まってしまった。
その痛さたるや僕の文章力では文字化できないほど。
何度も心が折れそうになる中、頂上が近いことを予感させる路肩駐車を確認!いいぞいいぞ!もう近くだ。
13:33 やっと着いた!自然と笑顔がこぼれた。
いつものところで撮影。信州峠で帰らなくて良かった。
山梨県側からか登った達成感と違う。大学入試で例えると、山梨県側(舗装)は推薦入学、長野県側は一般入試、ちょっと違うか…?
なんか曇ってきた。この曇り、登っている時に欲しかった。まあいい。さて山梨県側に下ろう。
下りは気持ちいね。対向車に気をつけて慎重に。
あっという間に矢崎稔ポイント。いつもはここから登るが今日はここで終わり。
涼しくて交通量の少ない水ヶ森林道で帰ろう。ここを右折。
乙女高原。新緑に覆われている。降りるの面倒なので流し撮り。
水ヶ森林道入り口。左折。
起伏が脚に辛い水ヶ森林道から帯那山林道へ乗り換え。
16:15帰宅。ミッションコンプリート。
距離:125.66Km、 時間:9時間02分(乗車時間)
13回目の大弛峠で初めて川上村から登ることが出来た。すこし痩せてから決行しようと考えていたが強行してよかった。
「最初で最後、もう二度とこのコース走らない」と思いながら漕いでいたが、足元を見直せばもっと楽に行けるかもしれない。
例えば通常のビンディングシューズで出かけ、ダートに入ってスニーカーに履き替えるとか、案外ビンディングシューズでガレ場も歩けるとか?
…次回もアリかも??