こんな日に限って…

気持ちが乗っているのに雨。晴天なのにやる気がしない。だから「こんな日に限って」

大弛峠〜信州峠〜木賊峠

[少し記事追加]
擬似独身生活が始まった。早速、「涼」と「独」を求めに山に自転車を出す。
自宅→大弛峠→(川上村横断)→信州峠→木賊峠→自宅、というルートで自転車を走らせてきた。

大弛峠の川上村側は土砂崩れによる通行止めが多い。
規制情報は川上村のホームページでチェックできるがこれが更新し忘れのことがあるので、その都度電話で確認したほうが良い。快く対応してくれる。
僕に言わせれば大弛峠は「通り抜けてなんぼ」。ピストンで戻るくらいなら行かない。なので今回もしっかり電話で規制解除の確認をし行ってきた。

GPSロガーが捕捉したコースは下記。反時計回りである。なかなか良い一筆書きができた(笑)
距離は130kmだが、積立標高が5000mを越えコンパクトに稼げる。

より大きな地図で 大弛峠~信州峠~木賊峠 を表示

5:50、カレーを食べて元気に出発。

途中の脚氣石神社でお参り。

水ヶ森林道から見える富士山。空気が澄んでいる。今日一日天気持つといいな。

8:50、乙女高原着。

大弛峠入口で休憩。五丈岩が雲に隠れて見えなかったりと、今回は峠までの道中の写真はなし。
日差しは強かったが山を吹き抜ける風は意外なほど乾燥し涼しく快適だった。

10:50、大弛峠着。家から5時間掛かった。距離は51.4km。年々近くなるな。地殻変動?いや、サイコンの誤差でしょう。

少し早いがお昼ごはんにしよう。今回はすこし豪勢に揃えた。分かりにくいが玄米ブランの袋が周囲の気圧が薄いのでパンパンになっている。

峠は相変わらずの賑わい。左が山梨県側で、右が長野県側。

パノラマでも撮ってみた。クリックすると大きくなります。

こんな登り揚げたんだね。入らなかったけど。

汗だくになったシャツを着替え、長野県側のダートを下る。
実は今回、下りの動画を撮影しようと思ったのだが、マウンターが上手く付かなかったので見送り。
もっともマウンターが付いたとしても振動が激しすぎてお見せ出来る内容にならなかったと思う。
激しいダートも標高を下げるに従って浮き石が減り走りやすくなってくる。
左は標高2300m付近。ゴツゴツ石が大きく走りにくい。右は2000m付近。大きな石は目立たなくなり走りやすくなる。

峠から9kmほど降りると沢に出られる場所がある。ここで顔を洗い沢の水を飲む。冷たくて美味い。右の写真は水の綺麗さを伝えたく水中を写してみた。…が、これじゃ分かんないね。

ダートも終わり、舗装道路へ。あちばけダムの分岐を左へ。

この時期、レタス畑ではそこらじゅうで散水している。道にまで散水。たくさん浴びてしまった。

千曲川に沿って緩やかな下り基調。右手に川上村役場を過ぎると、まもなくナナーズが現れるので牛乳を買う。アルブミンの補給。
ここを左折すると信州峠へのショートカット。

信州峠入口。真っ直ぐ行くと野辺山に行ってしまう。

13:40信州峠。標高1460m。このままR141にでて楽に帰ることも出来るが少し物足りない。時間もまだ早い。

なので黒森の分岐を左へ入ってクリスタルラインへ。木賊峠〜観音峠で帰ろう。

最初のピークは標高1520mの瑞牆山山荘まで。しかしとにかく暑い。バテそうだ。山荘の建物が見えてきたときは正直ホッとした。

また少し標高を下げ、増富ラジウム温泉と木賊峠の分岐へ。ここを左折。

ところがなんと通行止め。こうした場合、得てして自転車は通れることが多い。ダメならまた戻ってくればいいので行ってみよう。

少し走ったら、その場所があった。道路の下が少し崩落している。しかしこれなら通れそうだ。あくまで自己責任で。

クリスタルラインは勾配10%を超えるとコンクリート打ちっぱなしの道になる様だ。
NHKラジオ第一の「かんさい土曜ホットタイム」ボヤキ川柳を聴きながらのんびり上った。…なんというか僕も投稿してみようかな、聴いているとそんな気になってしまう。行けそうな気がする(笑)

1670m木賊峠着。15:30。


…さて、帰りながら気がついたのだが、写真は北西中学入口交差点の信号である。

130Km走って最初に出てきた信号が、ゴール(自宅)直前のこの信号なのだ。
上記コースで信号に遭遇せず長野まで行ける事は気がついていたが、そういえば僕が走った川上村内にも信号がなかったように思える。
北海道とかならまだしも、これってちょっとすごい事じゃないかな?信号手前で片山に入っちゃえば信号遭遇ゼロという事も可能だ。
僕の家がそれだけ田舎だとも言えるが…

距離:130Km、時間:9時間23分(乗車時間)
積立標高:5655m(カシミールによる)
最高標高:大弛峠2360m、最低標高:自宅付近300m